初ラウンドの初心者が頭に入れておくべきマナーとルール
ゴルフを始めてから練習場で、アプローチからドライバーまで、どうにか打てるようになり、初めてラウンドする場合、守れなければならないマナーとルールを忘れて、ラウンド中にボールを打つことにだけ没頭してはいけません。
ゴルフ場ではあなたのパーティーだけでなく、多くのパーティーが一緒にラウンドしています。
基本的には、①安全確認をしてプレーする、①迅速なプレーをする、②同伴者及び後続のパーティーに迷惑をかけないプレーをする事です。
最低限守らなければならないマナーとルールの具体例をしっかり頭に入れてプレーしなければなりません。
ティーインググランド上でのマナー
① 同伴者が打つ時には静かにする(おしゃべりはしない)
② ティーマーカーよりも前に出ない
③ 打つ順番を把握しておく
④ あなたの打ったボールが隣ホールに飛んでいった場合、大きな声で「ファー」と叫ぶ
(2打目以降も同様に大きな声で「ファー」と叫ぶ)
2打目以降のフェアウエアでのマナー
① 最低3本のクラブを持つ(カートまで行ったり来たりしない)
② ボールを打つ前に、あなたのボールであることを確認する
③ 打つ場合には、必ず前方に同伴者がいないことを確認する
④ 1ショットは40秒以内で打つ
⑤ あなたの打ったボール地点を必ず確認する
⑥ ボールを打った後、同伴者よりも遅れているようであれば次に打つボールまで
早足で行く
⑦ もうグリーンにボールが乗るような場合には、クラブと一緒にパターも持つ
グリーン上でのマナー
① グリーンに乗ったあなたのボールをマークする
② グリーンにあなたのボール跡がある場合は、グリーンフォークで芝を直す
③ パターの順番を把握しておく
④ 同伴者のパッティングラインを踏まない
⑤ パターを打つ同伴者の前方や後方には立たない、ある程度の距離をおく
(晴れの日のあなたの影にも気を付ける)
⑥ グリーン上は走らない
⑦ 同伴者全員のパットが終了したら、すみやかにカートに移動する。
(スコアーなどをつけてのろのろしてはいけない)
バンカーに入った場合のマナー
① バンカーは低い所から入る
② あなたの足跡とショット跡をレイキで綺麗にする
ラウンドする前に、全てのゴルフルールを頭に入れておくことはむずかしいので、最低限知っていた方が良いルールは頭にいれておくべきです。
初ラウンドで知っておくべき最低限のルール
① 1打目をティーアップして、アドレス時にヘッドがボールに当たり、落ちてしまった
場合は無罰で再度ティーアップして打つ(打つ意志がなくクラブがボールに当たって
落ちた場合はストロークにカウントされない)
② ティーショットがOBとなった場合、ローカルルールとして前進4打目を適応する
③ スタンスがティー区域からはみ出ていても無罰
(ボールがティー区域以内であれば良い)
④ 空振りしてティーからボールが落ちた場合、空振りは打つ意志があるので
2打目は再度ティーアップして打つか、そのまま打つか選択できる
⑤ グリーン上で、パッティングライン上の枯れ葉、小石などは取り除くことも
スパイク跡を直すことも可能
⑥ グリーン上でうっかりマークせず、ボールを拾い上げると1打罰
⑦ カート道路、サブグリーン、修理地の救済方法(無罰)
(アドレスで足がグリーンに入った場合も同様に無罰で救済)
ニアレスポイントを決め、1クラブレングス(ドライバーがベスト)以内に
膝上からボールをドロップする
ニアレスポイントの定義:(a)ボールに最も近い地点、(b)ボールのある位置
よりピンに近づかない地点、(c)障害を避けてストロークできる地点
ラウンド経験が増えるごとにゴルフのルールにも詳しくなっていきます。
ラウンドした時、疑問に思ったことはラウンド後、必ずルールブックで確認してみてください。
ゴルフでルールを知ることは迅速にプレイすることにも、又、同伴者に迷惑を掛けないことにもつながります。
競技会などに参加する場合には、ルールの詳細を知る知らないでは、ストロークが大きく変わってくるので、あたなのスコアーにとっては非常に重要な知識となります。
ゴルフの初ラウンドは、ボールを打つことに没頭しがちですが、守らなければならない最低限のマナーとルールを頭にいれてプレイを楽しんでください。