ゴルフで各クラブの飛距離を正確に把握していますか

ゴルフで各クラブの飛距離を正確に把握していますか

あなたは、各クラブの飛距離を把握していますか。

その飛距離は実際に測定した値ですか。

各クラブの飛距離を実測するために、プロ選手が使用しているトラックマンのような測定器を購入する方はさすがにいないと思いますが、レーザー距離測定器を使って距離を測定する方は多いと思います。

各クラブの最大飛距離、平均飛距離、キャリーの距離を正確に把握しているあなたは強いゴルファーだと言えます。

強いゴルファーは、残り距離を的確な番手でグリーンにボールをのせる、又は、グリーンエッジまで確実に運ぶことができます。

ピンまでの残り距離が把握できたとしても、その距離を打つ番手の飛距離が頭に入っていなければスコアーを整えることはできません。

スコアーを縮するためにも、各クラブの飛距離を把握することは非常に重要です。

各クラブの飛距離は公式(コース)ボールを使って、コースのように広い場所で、マットではなく、実際の芝から打った距離を測定するのが1番良いのですが、なかなかそのような環境はないと思います。

実際に練習場で各クラブの飛距離を測定する場合には、レンジボールではなく実際にコースで使用する公式ボールで測定しなければ正確な距離を把握することはできません。(公式ボールを使用している練習場があれば最高です)

ゴルフで練習ボールとコースボールの違いとボール特性を知る」⇐こちらの記事も参考になると思いますので、併せてご覧下さい。

レンジボールでは1ピースボールで約10ヤード、2ピースボールで約5%飛距離が落ちますので、レーザー距離測定器を使って距離を測定した場合、5~10ヤードプラスした値が、あなたの飛距離の目安となります。(公式ボールを使用して、飛距離測定することをお勧めします)

すべてのクラブの飛距離を計測するのがベストですが、一般的に9番アイアンの平均的な距離を基に、各アイアンの飛距離の目安は作っていきます。

9番アイアンの距離に2倍掛けた値がドライバーの距離になると言わていますので、仮に、9番アイアンの平均飛距離が120ヤードであった場合、ドライバーの飛距離の目安は240ヤードとなります。

各メーカーのアイアンセットは一般的に番手ごとに約10ヤード距離がでるように設計されていますので、9番アイアンで120ヤードであれば、以下のようになります。

ピッチングアイアン=110ヤード

8番=130ヤード

7番=140ヤード

6番=150ヤード

5番=160ヤード

ここに示した飛距離は男性の平均的な値と言われています。

初心者や飛距離のでない男性では、9番アイアンで約100ヤードが目安になります。

各アイアンの目安飛距離が正しいか、実際にレーザー距離測定器で実測確認します。

平均的な女性の9番アイアンでの飛距離が70ヤードとなっています。

ユーティリティーの平均的男性の飛距離の目安はロフト角21~22度(4番)で約180ヤード、ロフト角25~26度(5番)で約170ヤード、ロフト角29~30度(6番)で約160ヤードとなっています。

ユーティリティーは各メーカーにより、ロフト角が異なるので、練習場であたなの平均飛距離の目安を作ることをお勧めします。

ウッドの平均的男性の飛距離の目安は、ロフト角15度(3番ウッド)で約210ヤード、ロフト角18度(5番ウッド)で約200ヤードです。

一般的に、3番ウッドはドライバーより約20ヤードマイナスの値と言われていますが、ヘッドスピードが40m/s以下の方では5番ウッドの方が飛ぶこともあります。

ドライバーに関しては、最大飛距離、平均飛距離に加え、キャリーの距離を頭に入れておくと、ティーショットからのコースマネージメントが楽になります。

まとめ

各クラブの飛距離の目安を頭に入れておくことはコースマネージメントをする上でも非常に重要です。

2019年のルール改定により、距離測定器が使用可能になりました。

距離測定器でせっかく正確な距離が分かっても、番手の飛距離が頭に入っていなければスコアーを縮めることはできません。

できるだけ正確な各クラブの飛距離の目安を頭に入れてください。

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