ゴルフでダウンスウィング時の左肩のスライドと回転イメージ

ダウンスウィング時の左肩のスライドと回転イメージ

ゴルフのスウィング作りでダウンスウィング時の左肩のスライドと回転を意識したことはありますか。

ダウンスウィング時に右肩が下がってダフリや右へプッシュアウトする方や、アイアンでダウンブローの練習をされている方には、ダウインスウィング時の「左肩のスライドと回転」イメージが参考になるかもしれません。

ダウンスウィング時に、左腰の回転(下半身主導)に上半身を同調させれば、両肩が自然の高さで回転するのでしょうが、ダウンスウィングの初期段階でスウィング軌道をインサイドから入れようとする意識が強いと、右肩が下がり、ダフリや右へのプッシュアウトになってしまいます。

右肩が下がっているということは、当然、左肩が上がりグリップが浮いている状態となり、ヘッドフェースが開いた状態でボールを捕らえることになります。

又、左肩が上がって、グリップが浮いている状態では左腰をスムーズに左に回転させることができません。

ゴルフでダウン時に左脇を締めることでグリップの浮きを防止する」⇐こちらの記事も参考になると思いますので、併せてご覧ください。

吉本理論の中に「左肩リード理論」があります。

吉本巧プロは14歳の時に渡米し、ゴルフアカデミーでゴルフを学んだ後、ジュニア日本代表や南フロリダ大学のゴルフ部に在籍した経験もあり、ミニツアーでも3勝の実績をお持ちのプロです。

「左肩リード理論」では、アイアンをうまくダウンブローで打つ方法として紹介されています。

アイアンでうまくダウンブローができない理由の1つとして、左肩の左への動きが止まるということがあります。

左肩の左への動きが止まると、グリップ(手元)も左に動かないので右肘のコックが早くほどけ(アーリーリリース)ヘッドが先行してダフる原因となってしまいます。

修正方法として、ダウンスウィングと同時に左肩を左にスライドさせることで、手元も左に動きボールをハンドファーストで捕らえることができるという理論です。

私もスウィング作りをしている中で、スウィング軌道をインサイドに入れる意識が強くなったり、シャロー(緩やかな入射角)にヘッドをボールにコンタクトしよとする時に右肩が落ちてダフったり、左肩の回転がスムーズにできず(左肩が上がり、腰の回転ができない状態)ボールの方向性が悪くなることがあります。

「左肩のスライドと回転」を意識することで、ダウンブローに打つイメージが膨らみ、ボールの方向性を修正する1つの方法となります。

左肩の高さを一定にして、左腰を回転させるとヘッドは低く左に振りやすくなります。

トップからの切り返し時に、左腰の回転(下半身主導)に上半身を同調させ、左肩が開かず、左肩が自然の高さでスムーズに回るイメージは大切です。

「左肩のスライドと回転」イメージは、アイアンをダウンブローに打つ時のイメージと左肩の開きを抑えるというイメージがあります。

私はアイアンでダウンブローに打つイメージとして、ダウンスウィング時に右肘を支点にグリップを右から左に動かすイメージがあります。

このイメージだけだと、トップからの切り返しを下半身主導で行った時、タイミングが悪いと左肩が開いてボールが右に飛んでしまうことがあります。

原因は打ち急ぎによる、左肩の開きです。

練習方法として、まずは、ウエッジやショートアイアンを使ってコントロールショットの練習をお勧めします。

下半身主導(腰又は、ヒップターン)で切り返した後、左肩が開かないイメージでグリップを右から左に移動し(左肩のスライド感覚)、ヘッドをシャロー(緩やかな入射角)なイメージで低く左に振っていきます。(左肩の高さを一定にして回す感覚)

フォローでは左肘たたまれると自然にシャフトが立ってきます。

まとめ

ダウンスウィング時の「左肩のスライドと回転」イメージは、ダウンスウィング時にスウィング軌道をインサイドから入れる意識が強すぎて右肩が落ち、ダフリやプッシュアウトに悩んでいる方や、アイアンでダウンブローに打つ練習をしている方には良いダウンスウィングイメージの1つだと思います。

是非、試してみて下さい。

 

 

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