あなたがもし、アイアンを買い替えるとしたら、新しいアイアンに求めるものはなんですか。
打ちやすさ、操作性、顔の形、ソール幅の広いアイアン、ミスヒットに強い、ボールが高く上がる、こんなアイアンでしょうか。
ここ数年で、各メーカーから中空アイアンの最新モデルが市販されていますが、見た目はマッスルバックのようにかっこいいモデルが多いことに驚かされます。
見た目はかっこいいけど、形状的にはマッスルバックのようで難しい印象があります。
実際に試打したのですが、これが非常に打ちやすくミスに強い印象を受けました。
今、使用しているキャビティーアイアン(ミズノ社製のMP-55)よりは弾道は高くありませんでしたが、力強い弾道で約10ヤード距離が伸びていました。
構えた顔の形も良く、何といってもすっきりしていてかっこいい感じです。
飛び系のアイアンでも、極端にストロングロフト(ロフト角26度前後)でないモデルを検討している方は、是非試打して弾道と距離を計測してみてください。
アイアンの種類としては、①小ぶりでフェースが薄いマッスルバックアイアン、②バックフェイスが窪んでいて、ポケット型や凹凸のあるキャビティーアイアン、③ヘッド内部が空洞になっている中空アイアンの3種類です。
アイアンを買い替える時には、この3種類のいずれかを選択することになるわけですが、中空アイアンの特徴を探ってみました。
中空アイアンは読んで字のごとく、ウッドやユーティリティーと同様に中が空洞構造になっているアイアンです。
ボールも上がり易く、アイアンを操作するというよりはオートマチックに安定した弾道を打てることが特徴になっているアイアンです。
中空アイアンはキャビティーアイアンのようにキャビティー部がポケット型になったり、凹凸状になっていないのですっきりしたヘッド形状になっています。
中空アイアンは日本のクラブメーカーであるフォーティーンを設立したクラブデザイナーで有名な竹林隆光氏が1980年に考案したものだそうです。
試打したモデルは3種類で①テーラーメイドの中空アイアンモデルP790(7番のロフト角30.5度)、②オノフKuroの中空アイアン(7番ロフト角32度)、③タイトリストの中空アイアンモデルT300(7番ロフト角29度、モデルT200は7番ロフト30度)です。
試打した中空アイアンに共通している点
1.多少ロフトが立っているのでよく飛びます。
2.ミスヒットに強く、曲がりません。
3.球がよく上がります。
4.見ためがすっきりして、マッスルアイアンのようにかっこいいです。
打感に関しては選択するあなたの好みがあるので何ともいえませんが、柔らかな打感はオノフ、硬い打感はタイトリストとテーラーメイドでした。
見ためがすっきりしてかっこいい中空アイアンを試打した感想は、まず、よく飛ぶことに驚きました。
今、使っているミズノ社製MP-55の7番のロフト角32度ですが、オノフの中空アイアンが同じロフトで、他の2機種はロフト角が2~3度立っていました。
弾道はキャビティーよりも高いボールではありませんが、弾道が力強く距離が伸びます。
アイアンの買い替えを検討しているあなたには、見ためのかっこいい中空アンアンの試打をお勧めします。