開催期間 | 2021年5月20日(木)~23日(日) |
開催地 | 米国、サウスカロライナ州 |
開催コース | キアワアイランドリゾートオーシャンコース 全長7,848ヤード、パー72 |
最終日スコアーを1つ落としましたが、2位に2打差をつけトータル6アンダーで50歳のフィル・ミケルソン選手が見事な優勝を飾りました。
50歳でのメジャー優勝は最年長記録ということになります。
2位タイはトータル4アンダーでルイス・ウーストハウゼン選手とブルックス・ケプカ選手の2名、4位タイがトータル2アンダーでシェーン・ローリー選手、パドレイグ・ハリントン選手、ハリー・ヒッグス選手、ポール・ケーシー選手の4名となっています。
日本の松山英樹選手は最終日「72」のラウンドでトータル1オーバーの23位タイでメジャー大会を終了しました。
順 位 | 選手名 | スコアー |
1 | フィル・ミケルソン | -6 |
2T | ルイス・ウーストハウゼン | -4 |
2T | ブルックス・ケプカ | -4 |
4T | シェーン・ローリー | -2 |
4T | パドレイグ・ハリントン | -2 |
4T | ハリー・ヒッグス | -2 |
4T | ポール・ケーシー | -2 |
8T | エイブラハム・アンサー | -1 |
8T | ジャスティン・ローズ | -1 |
8T | コリン・モリカワ | -1 |
8T | ジョン・ラーム | -1 |
8T | ウィル・ザラトレス | -1 |
8T | スコッティー・シェフラー | -1 |
8T | トニー・フィナウ | -1 |
8T | リッキー・ファウラー | -1 |
8T | ケビン・ストリールマン | -1 |
17T | アーロン・ワイズ | 0 |
17T | パトリック・リード | 0 |
17T | チャーリー・ホフマン | 0 |
17T | キーガン・ブラットリー | 0 |
17T | イム・ソンジェ | 0 |
17T | コーリー・コナーズ | 0 |
23T | キム・チャン | 0 |
23T | ジェイソン・スクリブナー | +1 |
23T | マーティン・レアード | +1 |
23T | 松山英樹 | +1 |
23T | ビリー・ホーシェル | +1 |
23T | マット・フィッツパトリック | +1 |
23T | パトリック・キャントレー | +1 |
フィル・ミケルソン選手の見事な優勝で第103回のメジャー大会である「全米プロゴルフ選手権」が幕を閉じました。
フィル・ミケルソン選手の50歳での優勝はメジャー大会の最年長記録となり、ゴルフが経験的なスポーツの1つであることを裏付けるような優勝でした。
松山英樹選手のメジャー2連覇はなりませんでしたが、2021年度にもう一度メジャー大会を制するのではないかと予感するようなプレイぶりでした。
3日目に崩れてしまったのは非常に残念でした。
マスターズに出場できず、世界ランクも100位以上となり調子の悪かったリッキー・ファウラー選手が久しぶりにベスト10入りを果たし、今後の活躍に期待したいと思います。
昨年度優勝のコリン・モリカワ選手もトータル1アンダーで8位タイとベスト10入りを果たし、流石、昨年度のチャンピオンのプレイを見せてくれました。
世界の一流選手が苦戦する難コースで行われた第103回のメジャー大会は見ていて楽しい大会でした。
今週は、米国のテキサス州で「チャールズ・シュワブチャレンジ」が開催されます。
フィル・ミケルソン選手も出場するため、2週連続優勝なるか注目されます。
「全米プロゴルフ選手権」で予選落ちした世界ランク2位のジャスティン・トーマス選手も出場するのでどんなプレイを見せてくれるのか楽しみです。