開催期間 | 2020年7月16日(木)~ 19日(日) |
開催地 | 米国、オハイオ州 |
開催コース | ミュアフィールドビレッジゴルフコース、7,345ヤード、パー72 |
優勝賞金 | 167.4万ドル |
3日目の結果
3日目、首位に立ったのはトータル12アンダーのジョン・ラームで、2位タイにはトータル8アンダーのトニー・フィナウとライアン・パーマー、4位にトータル6アンダーでダニー・ウィレット、5位タイにトータル5アンダーでヘンリク・ノーランダーとジェイソン・デイと続いています。
世界ランク1位のローリー・マキロイはトータル2アンダーで12位タイ、タイガー・ウッズはトータル2オーバーで37位タイ、先週ワークデイチャリティーオープンで優勝したコリン・モリカワはトータル3オーバーで45位タイ、先週優勝を逃したジャスティン・トーマスはトータルイーブンパーで24位タイとなっています。
3日目をアンダーパーでラウンドした選手は20名だけで、コースコンディションがいかに難しいかが分かります。グリーンは硬く、しかもアンジュレーションがあるため2打目を直接グリーンが狙えずグリーンを外しますが、グリーン周りのラフに入ると簡単にピンに寄せることができず簡単にボギーを打ってしまうという状況となっています。
首位と2位の差が4打差となり、明日最終日、首位のジョン・ラーム選手が大きく崩れるか、2位以下の選手がビッグスコアー出さない限りジョン・ラーム選手の独走になりそうな気配です。
順 位 | 選手名 | スコアー |
1 | ジョン・ラーム | -12 |
2T | トニー・フィナウ | -8 |
2T | ライアン・パーマー | -8 |
4 | ダニー・ウィレット | -6 |
5T | ヘンリック・ノーランダー | -5 |
5T | ジェイソン・デイ | -5 |
7T | マット・ウォレス | -4 |
7T | チェズ・リアビ | -4 |
9T | パトリック・ロジャース | -3 |
9T | パトリック・キャントレー | -3 |
9T | マッケンジー・ヒューズ | -3 |
12T | スコッティ・シェフラー | -2 |
12T | ケビン・ナ | -2 |
12T | ブレンダン・スティール | -2 |
12T | ローリー・マキロイ | -2 |
12T | ジョーダン・スピース | -2 |
12T | ゲーリー・ウッドランド | -2 |
最終日の結果
最終組がスタートして、4ホール目で悪天候のためプレーの中断がありましたが、トータル9アンダーでジョン・ラーム選手がPGAツアー通算4度目の優勝をかざりました。
2位にトータル6アンダーでライアン・パーマー、3位にトータル5アンダーでマシュー・フィッツパトリック、4位タイにトータル4アンダーでマット・ウォレスとジェイソン・デイ、6位タイにトータル3アンダーでマッケンジー・ヒューズとヘンリック・ノーランダーという結果となりました。
世界ランク1位のローリー・マキロイはトータル3オーバーで32位タイ、タイガー・ウッズはトータル6オーバーで40位タイの成績でした。
順 位 | 選手名 | スコアー |
1 | ジョン・ラーム | -9 |
2 | ライアン・パーマー | -6 |
3 | マシュー・フィッツパトリック | -5 |
4T | マット・ウォレス | -4 |
4T | ジェイソン・デイ | -4 |
6T | マッケンジー・ヒューズ | -3 |
6T | ヘンリック・ノーランダー | -3 |
8 | トニー・フィナウ | -2 |
9 | ケビン・ナ | -1 |
10T | ルーク・リスト | 0 |
10T | パトリック・リード | 0 |
10T | チャン・シンジュン | 0 |
2014年にPGAツアーで初優勝を挙げた大会だけに、松山英樹選手が予選落ちしてしまったのは非常に残念です。
優勝候補の筆頭に挙がっていた飛ばし屋のブライソン・デシャンボー選手も予選落ちをしてしまいました。
コース設定がメジャー並みに仕上げられたコースでは、トッププレヤーも悪銭苦闘するシーンが数多く見られました。
特に、2打目をラフから打った場合のボギーの確率が非常に高く、グリーン周りのラフからのパーセーブがかなり難しい印象でした。
松山英樹選手もフェアウエアーキープ率が悪く、ボギーやダブルボギーを連発してしまいました。
難しい状況の中で、最終日スコアーを3つ落としたとはいえ、ジョン・ラーム選手のトータル9アンダーでの優勝は見事でした。
来月8月に開催される、全米プロゴルフ選手権が非常に楽しみになってきましたが、松山英樹選手の活躍に期待したいと思います。