開催期間 | 2020年7月16日(木)~ 19日(日) |
開催地 | 米国、オハイオ州 |
開催コース | ミュアフィールドビレッジゴルフコース、7,345ヤード、パー72 |
優勝賞金 | 167.4万ドル |
先週行われたワークデイチャリティーオープンと同じコースで、ザ・メモリアルトーナメントが開催されました。
開催コースであるミュアフィールドビレッジゴルフコースは今大会のホストを務めるオハイオ州ダブリン出身のジャック・ニクラウスが設計したコースです。
2014年に松山英樹選手がPGAツアー初優勝を挙げたトーナメントがこのザ・メモリアルトーナメントです。
トーナメントの優勝者には、高額な優勝賞金と3年間のツアーシード権が与えられるため、若手選手にとっては喉から手がでるくらい欲しい優勝という二文字です。優勝候補の筆頭は、ドライバーの平均飛距離が約350ヤードというブライソン・デシャンボー選手となっています。
優勝候補第2位は、先週のワークデイチャリティーオープンで優勝した若手のコリン・モリカワ選手、第3位は、プレイオフで惜しくも敗れたジャスティン・トーマス選手となっています。先週と同じコースで行われるため、2人が上位に入ってくる可能性はかなり高いと言えます。
松山英樹選手を始め、このトーナメントで5度優勝しているタイガー・ウッズ選手も出場するため、無観客とはいえ、大いに盛り上がる大会となることが予想されます。
注目の組み合わせは、何と言っても世界ランク1位のローリー・マキロイ選手、タイガー・ウッズ選手、ブルックス・ケプカ選手の組でしょう。
ブライソン・デシャンボー選手はコリン・モリカワ選手と、昨年このトーナメントを制したパトリック・キャントレー選手です。
この2つの組は目が離せない注目の組み合わせとなっています。
初日の結果
初日は、トニー・フィナウがトータル6アンダーで首位、2位にトータル5アンダーでライアン・パーマー、5位タイにジョン・ラームを含めた3名、8位タイにローリー・マキロイ、ジョーダン・スピース、パトリック・キャントレーを含めた10名となっています。
松山英樹選手は2バディー、3ボギー、1ダブルボギーのトータル3オーバー80位タイと出遅れてしまいました。
タイガー・ウッズ選手はトータル1アンダーで18位タイとなっています。
今大会優勝候補の筆頭に挙がっているブライソン・デシャンボー選手はトータル1オーバーで42位タイとなっています。
順 位 | 選手名 | スコアー |
1 | トニー・フィナウ | -6 |
2 | ライアン・パーマー | -5 |
3T | ブレンダン・スティール | -4 |
3T | ゲーリー・ウッドランド | -4 |
5T | ルーカス・グローバー | -3 |
5T | チャールズ・ハウエルIII | -3 |
5T | ジョン・ラーム | -3 |
8T | パトリック・キャントレー | -2 |
8T | ハリス・イングリッシュ | -2 |
8T | マックス・ホーマ | -2 |
8T | マーク・ハバード | -2 |
8T | ルーク・リスト | -2 |
8T | ローリー・マキロイ | -2 |
8T | ライアン・ムーア | -2 |
8T | パトリック・ロジャース | -2 |
8T | ジョーダン・スピース | -2 |
8T | ジミー・ウォーカー | -2 |
2日目の結果
2日目はトータル9アンダー1位タイでトニー・フィナウとライアン・パーマー、3位にトータル8アンダーでジョン・ラーム、4位タイにトータル6アンダーでゲーリー・ウッドランドを含めた3名、7位はトータル5アンダーのジェイソン・デイ、8位タイはトータル4アンダーでジョーダン・スピース、パトリック・キャントレー、ヴィクトル・ホブランドを含めた8名と続いています。
松山英樹選手は、1イーグル、5ボギー、2ダブルボギーのトータル10オーバーで予選カットラインの3オーバーを越えることができず、残念ながら予選落ちとなってしまいました。
タイガー・ウッズ選手はトータル3オーバーで、ブルックス・ケプカ選手とパトリック・リード選手と共に64位タイで辛くも予選を通過しています。
世界ランク1位のローリー・マキロイ選手はトータル2アンダーで21位タイ、先週優勝したコリン・モリカワ選手は2オーバーの47位タイ、ジャスティン・トーマス選手はトータル3アンダーで16位タイとなっています。
今大会、優勝候補筆頭のブライソン・デシャンボー選手はトータル5オーバーで予選を通過することができませんでした。
順 位 | 選手名 | スコアー |
1T | ライアン・パーマー | -9 |
1T | トニー・フィナウ | -9 |
3 | ジョン・ラーム | -8 |
4T | チェズ・リアビ | -6 |
4T | ルーク・リスト | -6 |
4T | ゲーリー・ウッドランド | -6 |
7 | ジェイソン・デイ | -5 |
8T | ヴィクトル・ホヴランド | -4 |
8T | マッケンジー・ヒューズ | -4 |
8T | ヘンリック・ノーランダー | -4 |
8T | ダニー・ウィレット | -4 |
8T | スティーブ・ストリッカー | -4 |
8T | ジム・フューリック | -4 |
8T | パトリック・キャントレー | -4 |
8T | ジョーダン・スピース | -4 |
松山英樹選手が予選を通過することができず非常に残念ですが、8月6日(木)~9日(日)から開催される全米プロゴルフ選手権で日本人初のメジャーを取って欲しいと願っています。
初日と違って2日目はスコアーが伸びず、出場選手は、伸びたラフやグリーンの硬さに悪戦苦闘していました。
久しぶりにジェイソン・デイ選手が上位に名を連ねており、個人的にはジェイソン・デイ選手と世界ランク1位のローリー・マキロイ選手を応援したいと思います。
3日目誰が上位に上がってくるか非常に楽しみな大会です。