PGAツアー:WGC-デルテクノロジーズマッチプレー開幕-ベスト16決定

WGC-デルテクノロジーズマッチプレーベスト16

開催期間2021年3月24日(水)~28日(日)
開催地米国、テキサス州
開催コースオースティンカントリークラブ、7,108ヤード、パー71
優勝賞金—万ドル

WGC-デルテクノロジーズマッチプレーが米国、テキサス州にあるオースティンカントリークラブで開幕しました。

昨年度は新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け中止となった大会で、今大会には世界ランク上位64名の選手が出場しています。

優勝候補筆頭はパトリック・リード選手となっています。

64選手が16組のグループに分けられ各グループの上位1名が決勝ラウンド(ベスト16)に進出します。

日本からは松山英樹選手が出場しています。

世界ランク23位の松山選手は10組で、10組のグループには世界ランク10位のパトリック・キャントレー選手、世界ランク42位のカルロス・オーティス選手、世界ランク54位ブライアン・ハーマン選手が入っています。

予選は組の総当たり戦で勝ちポイントが1点、引き分けが0.5ポイントで、同ポイントの場合にはプレイオフで上位が決定され、決勝ラウンドに進むことになります。

16組の上位選手ベスト16

3日間の1次リーグ(各グループの総当たり戦)で各グループの上位16選手が決定しました。

ジョン・ラーム選手以外の第1シード15選手が姿を消す大波乱の1次リーグとなりました。

優勝候補筆頭のパトリック・リード選手を初め、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン選手、世界ランク2位のジャスティン・トーマス選手、コリン・モリカワ選手、ローリー・マキロイ選手、ブライソン・ディシャンボー選手等が姿を消しています。

16グループの半分のグループがプレイオフとなっています。

8グループのセルヒオ・ガルシア選手は、リー・ウェストウッド選手とのプレイオフとなり4ホール目のパー3で劇的なホールインワンでグループ上位となっています。

ジョン・ラーム選手を除いて決勝ラウンドに残った上位選手は世界ランク20位以上の選手となっています。

グループ選手名世界ランクポイント数
ロバート・マッキンタイア412.0
2マット・クーチャー523.0
3ジョン・ラーム32.5(プレイオフ)
ビリー・ホーシェル322.0(プレイオフ)
トミー・フリートウッド252.5
スコッティー・シェフラー302.0(プレイオフ)
バッバ・ワトソン552.0(プレイオフ)
セルヒオ・ガルシア392.0(プレイオフ)
9マッケンジー・ヒューズ482.5
10ブライアン・ハーマン542.0(プレイオフ)
11イアン・ポールター603.0
12ディラン・フリッテリ642.0
13ケビン・ストリールマン532.0(プレイオフ)
14エリック・ヴァン・ローエン622.0(プレイオフ)
15ジョーダン・スピース492.5
16ヴェクター・ペレズ312.0

4日目の組み合わせ表

選手名世界ランク
トミー・フリートウッド25
ディラン・フリッテリ64
選手名世界ランク
ビリー・ホーシェル32
ケビン・ストリールマン53
選手名世界ランク
セルヒオ・ガルシア39
マッケンジー・ヒューズ48
選手名世界ランク
ロバート・マッキンタイア41
ヴェクター・ペレズ31
選手名世界ランク
スコッティー・シェフラー30
イアン・ポールター60
選手名世界ランク
ジョン・ラーム3
エリック・ヴァン・ローエン62
選手名世界ランク
バッバ・ワトソン55
ブライアン・ハーマン54
選手名世界ランク
マット・クーチャー52
ジョーダン・スピース49

まとめ

松山選手は1回戦でカルロス・オーティス選手に「4&3」で敗れ、2回戦のブライアン・ハーマン選手にも「1up」で敗れてしまいました。

3回戦のパトリック・キャントレー選手には「4&2」で勝利しましたが、残念ながら獲得ポイント数により決勝ラウンドには進出できませんでした。

明日から16名の選手による決勝ラウンドが始まり、明日、ベスト8とベスト4が決まり、最終日に準決勝、3位決定戦そして決勝が行われます。

誰が世界マッチプレーを制するか楽しみになってきました。

特に明日の歴代優勝者のマット・クーチャー選手とジョーダン・スピース選手のマッチプレイは個人的には非常に楽しみな試合です。

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