ザ・ジェネシスインビテーショナル3日目と最終結果
3日目の結果
日本選手期待の松山英樹選手は2日目終了時点で、カットラインぎりぎりの1オーバー57位で予選を通過し、3日目は1イーグル、6バーティー、1ボギーの64を叩き出し、通算6アンダーで11位タイに急浮上と爆発力を見せてくれました。
松山選手の3日目は10番からのインスタートで、10番でイーグル、続く11番でバーディーと出だしから、猛チャージを見せてくれました。
前半の9ホールは1イーグル、3バーディーの31で折り返し、後半は3バーディー、1ボギーの33でラウンドを終了し、フェアーウエアーキープ率が50.00%、パーオン率は77.78%でした。
明日の最終日が本当に楽しみになりました。
首位は通算10アンダータイで世界ランクNo.1のロリー・マキロイ(北アイルランド)、マット・クーチャー(米国)、アダム・スコット(豪)が並び、1打差の4位にラッセル・ヘンリー(米国)、2打差6位タイにダスティー・ジョンソン(米国)が続いています。
今大会のホスト役であるタイガー・ウッズは、スコアーを76と崩し、通算5オーバーの65位と大きく出遅れてしまいました。
最終日
松山選手の最終結果は前半9ホールを2バーディー、1ボギーの34、後半9ホールを3バーディー、2ボギーの35で終了し、トータル69の通算8アンダーの5位タイでした。
予選を1オーバーのギリギリで通過し、3日目に猛チャージを見せてくれた松山選手でしたが、残念ながら優勝することはできませんでした。
しかし、4月のマスターズに向け、大いに期待のできる成績を挙げてくれたことは我々ファンにとっても大変うれしいことです。流石です。
優勝は通算11アンダーをマークした、アダム・スコット選手(豪)でした。
3日目まで首位を守っていたマット・クーチャー選手は通算9アンダーで2位タイとなっています。2位タイには、カン・スンホン(韓)、スコット・ブラウン(米)が入っています。
ロリー・マキロイは通算8アンダーで松山選手と同じ5位タイとなっています。
タイガー・ウッズは最終日もトータル77と大きく崩れ、通算11オーバーの68位となっています。
優勝は通算11アンダーのアダム・スコット選手(豪)で幕を閉じた、ザ・ジェネシスインビテーショナルでしたが、予選をギリギリで通過したにもかかわらず、最終日に優勝争いまで猛チャージを見せてくれた松山英樹選手に拍手を送りたいと思います。
タイガー・ウッズ選手が優勝争いにからんだシーンを見たかったのですが残念でした。
今週は2月20日(木)~23日(日)の日程で、WGC-メキシコチャンピオンシップがメキシコで開催されます。
松山英樹選手の他、日本からは今平周吾選手と石川遼選手が参戦する試合となっています。
日本選手の活躍に期待したいと思います。