スウィングのリズムはテークバックとダウンスウィングのテンポで作る!

ゴルフスウィングのテンポとリズム

ゴルフをやっているとテークバックが速いとか、ダウンスウィングが速いとかよくアドバイスを受けます。

テークバックにしろ、ダウンスウィングにしろテンポ(速さを示す用語)が速い場合には指摘を受けますが、テンポが遅いからダメとはあまり聞きません。

スウィング作りにはあなたに合ったテンポとリズム(反復運動)を見つける事が重要です。

①テークバックとダウンスウィングのテンポが速い

②テークバックのテンポが遅く、ダウインスウィングのテンポが速い

③テークバックのテンポが速く、ダウインスウィングのテンポが遅い

④テークバックとダウンスウィングのテンポが遅い

正解はありませんが、ゴルフスウィングを見ていて、リズムの良いスウィングは①から④のどのリズムですか、と聞かれたらあなたは何番を選びますか。

テンポの速度が明確でないので、イメージがわきずらいですが、あなたのリズムに近いスウィングイメージを選ばれたと思います。

重要な事は、あなたのテンポに合ったテークバックとダウンスウィングを見つけリズムよく振ることです。(きれいなフィニッシュが取れる)

私はテークバックを腰(ヒップターン、肩)から回し、左腕が右足前まではピンと伸びている意識で、ヘッドのフェイスがややクローズ気味に、見た目はゆっくりなテンポでテークバックしています。

ダウンスウィングではトップで間(ま)を意識し、左腰(左側のお尻を回すイメージ)から回し、右肘が右脇腹に落ちてから右腕を伸ばしながら、左に低く振り抜くイメージで振っています。

ダウンスウィングでのテンポも見た目はゆっくりなイメージでスウィングしているつもりです。

ところが、実際に動画を撮ってみると、私が持っているイメージよりも、ダウンスウィングがかなり速いテンポで振っているのが解ります。

あなたがイメージしているスウィングのテンポと、動画で撮った実際のスウィングを比べて、イメージと動画で見るスウィングとののギャップを確認することはスウィング作りに役立ちます。

ゴルフであなたのスウィングを動画に撮ってスウィングイメージを確認する」⇐こちらの記事も参考になると思いますので、併せてご覧下さい。

あなたに合ったテークバックとダウン時のテンポを把握するために、メトロノームを使ってテンポの違いを体験することは良い練習法の1つです。

メトロノームの設定を何拍にするかですが、スウィングテンポは、あたなの歩く速度に合わせて振ることが自然で良いテンポと言われています。

メトロノームには楽譜の速度を表す速度表記があり、速度表記「Andante(アンダンテ)」が、意味として「歩くような速さになり、この時のテンポが63~76位です。

この上が「Moderat(モデラート)」で意味が「控えめな速度で」になり、この時のテンポが76~96位です。

メトロノームで練習する時には、60から始めて、100位の間にあなたに合ったテンポを見つけてください。

一般的に男性では70~80位が心地よく振れるタイミングのテンポと言われています。

ちなみに、男性の歩行速度は30~34歳=約95(m/分)、40~44歳=約82(m/分)、60~64歳=約70(m/分)で、一般に30~34歳の歩行速度が一番速く、70歳以上になると6割、歩行速度が遅くなると言われています。

昔は速く振れて飛距離も伸びていたあなたも、年齢と共にテンポとリズムが狂っているのかもしれません。

メトロノームはゴルフ用のメトロノームとして市販(¥2,000~3,000位)されているものから、無料のメトロノームアプりもたくさん出ているので、使いやすい物を選択すれば良いです。

まとめ

ゴルフスウィングでは、テークバックとダウンスウィングのテンポとスウィングのリズムを作ることが重要です。

メトロノームを使って、あなたに合ったテンポを知ることはスウィングリズムを作る練習法の1つとしてお勧めします。

スウィングのテンポは、あなたの歩行速度に合った速さが自然で一番振りやすい速度と言われています。

年齢と共に歩行速度も遅くなるので、スウィング作りの練習の1つとしてテンポとリズムの確認をすることは意義があります。

是非、試してみて下さい。

最新情報をチェックしよう!